本セミナーは、病気の子どもの療養支援に関わる多職種スタッフを対象に実施している研修会で、毎年2 月に開催しています。
仕事上のコミュニケーションは、情報を伝達することだと思っていませんか?実際の仕事では、様々な感情や背後の状況―心配、不安、信頼、理由、背景・・・ーを伴って情報が伝達されています。ですから感情や状況抜きで、良いチームワークは生まれません。感情や状況を他職種同士で解りあい、情報を共有しあえたなら、私たちはもっと子どもの味方になれるはずです!!それがConversation(カンバセーション)。カンファレンスやケア会議などで、他職種の人に分かってもらえないなぁ!伝えきれていないなぁ!ともやもやしていたことを解消するために、職場でのConversation(カンバセーション)を一緒に考えて、子どもたちに還元していきませんか。
本セミナーは、保育士、子ども療養支援士、チャイルドライフスペシャリスト、ホスピタルプレイスペシャリスト、医師、看護師、リハビリテーション専門職や心理士、ソーシャルワーカー、教師、ボランティアなど、病気の子どものトータルケアを担う様々な方にお集まりいただき、各々の実践の視点を学び合い、より実践的なケアを考えていきたいと考えております。 学生さんの参加も大歓迎です。みなさまのご参加をお待ちしております。
2019年12月
スタッフ代表 尾形 祐己
※詳細はこちら↓(チラシをダウンロードできます。)
〈構成〉
【13:00-13:10】開会のあいさつ オリエンテーション
【13:10-14:00】Conversation(カンバセーション)エクササイズ
【14:00-15:30】グループワーク
※カンバセーションの技法を使って、会議の練習をしましょう。
①グループごとに設定した事例に対し、必要な支援を話合いましょう
②自分は何ができるのか、多職種でできることを話合いましょう
③自施設との違いや、明日からできることを話し合いましょう
<休憩>
【15:45-15:20】シェアリング
グループワークの成果を発表し、共有しましょう
【16:20-】まとめ
【16:30】終了